コンサートの感想
2001年6月 大淀高校(奈良)の感想文集から
ギターの強弱、野田さんの透き通った声などとてもききやすく素晴らしいものでした。しかしそれにもまして素晴らしかったのは歌詞でした。まわりくどい言い回しもなく、ストレートに野田さんの気持ちが伝わってきました。これからもいろんな人にその素晴らしさを伝えて下さい。 Kくん
とてもいい曲ばっかりでした。心が落ち着く声で心がなごみました。涙が出そうになった曲も何曲かありました。「桜」という曲と最後の曲がとてもよかったです。一人ひとりが生きていて自分の心の声を届けようとしている。伝えたいけれど伝わらない。でもあきらめずに最後まで心の声を伝えなきゃ誰もわかってくれない、誰もわかろうとしてくれない。ほら大きい声で自分の心の声を呼べばいい。もうすぐ伝わるよ、きっと…。 U子さん
障害者についての話を聞いて、それで歌を聴いていろいろと考えたりしました。自分は今普通に生活をしているけど、もし目が見えなかったりしたら、どうやって生活していくのだろうかと考えたら、やっぱり生活する、生きるということに答えなんかなにもないと思いました。「みんなちがってみんないい」ということばに深い意味を感じました。みんな考えることも見た目も性格もすべてのことに関してみんなちがうものをもっているんだから、みんなそれぞれ生き方もちがうと思いました。 S香さん
印象に残っているのは「みんなちがってみんないい」タイトルにもなっている歌だ。私も他人にはわからない自分にしかできないことを、何か見つけてみたいと思った。 N子さん
一番印象に残っているのは、子供が生まれてくる前から障害があるとわかったら、生まないで殺してしまうような考え方を、今まで私は持っていたかもしれないことです。でも目が見えなくても手で見ればいいという話、子供には限りないものがあるという話が印象に残っています。本当に人の命は大切にしていかなくてはいけないなと思いました。 Y江さん
人間は一生懸命生きていること、生きたいと思っているのに生きられない人や子どもがいたり…。それも考えると当たり前の事なのに普段は特別に考え込むような事ではなくて気にする人もいないと思う。そんな命の大切さや生き方を改めて考える事ができたと思った。 A子さん
今までの講演とちがって、コンサート形式ですごくよかったです。「みんなちがってみんないい」あの話はたしか中学校のとき習った気がします。自分はもっているけど小鳥やすずは持っていない。でもそれは不思議なことでもなんでもなく、ごくふつうのことなんだと改めて感じました。 K子さん |